末吉、お話を聞いて思う
カテゴリー: 護國日誌
2016年5月22日 日曜日

こんにちは。

たゆたえども沈まぬ

人生楽笑(じんせいらくしょう)

末吉(すえきち)です(⌒▽⌒)  

 

昨日、

ある方が来社され、

戦時中のお話をいろいろお伺いしました。

殊、原爆のことに関しては

『松山からもキノコ雲が見えた・・・』

『広島の友人はB29が落下傘のついたモノ(後にリトルボーイとわかった)を落としたの、じっと見ていた・・・』

『戦後、比治山の上に米軍の施設があって、検査をうけた・・・』

など、かなり掘り下げてお伺いしました。

もっと生々しいお話ばかりでしたので割愛しますが、

改めて戦争の悲惨さを認識させられました。

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末吉も祖父から当時の話を聞いたとこがあります。

戦時中は呉の海軍工廠に従事し、

昭和二十年八月六日七時半ころには広島駅で乗り換え、

列車で大野浦(旧大野町)に作業に向かっていたそうです。

丁度、到着して作業を始めようかというとき、

『ピカッ!・・・・ドオーーーーーーーン!!』

何が起きたかわからなかったそうですが、

とにかくただ事ではないと言う話になり

即座に広島に戻ったそうです。

 

広島駅に着いたとき朝見た街とは一変、

主要な建物はがれきと化し、

宇品の港まで丸見え。

2

皆口々に

『新型爆弾が落ちた!』

『ピカドンじゃ!』

などと言っていたそうです。

被害を受けた方々とすれ違うたびに

戦争のむごたらしさを身に染みて感じたと晩年よく話をしてくれました。

 

その広島にオバマ大統領が訪問されるとのこと。

『戦争を終結させるための正義の一発』

アメリカ人はこのような考え方だそうですが

その下では

十五万人とも二十万人とも言われる方々が犠牲となり

未だに後遺症で苦しい思いをし

戦後も差別をうけ、

さらには

二世、三世までもが

苦しみ続けている事実。

 

犠牲を払うものに正義などないことを知ってほしいものです。

 

 

~今日の予定~

①第797回献謡祭 午後1時~

~明日の予定~

①特にありません。

~明後日の予定~

①末吉、出張です(更新できませんw)

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