こんにちは。
人生楽笑(じんせいらくしょう)末吉(すえきち)です(⌒▽⌒)
少し個人的なことを書かせて頂きます。
昨日のこと。
15年ほど前に譲り受けた愛犬が
午後4時10分に旅立ったと叔父から連絡がありました。
名前はアルティマと言います。
変な名前と思うかもしれませんが、
当時、ほしくてほしくて苦労して手にした愛車と同じ名前です。
子犬のころは
末吉が朝晩の散歩からご飯のお世話まで
ヒマさえあればずっと一緒だったのですが、
ご奉仕や宿直もあり、
やむなく父に預けておりました。
しかし、
諸事情で田舎の叔父があずかることとなり、
ずっとお世話になっておりました。
連絡をうけご奉仕の後、
田舎に到着することには、
綺麗なお月様が寂しそうに照らしていました。
既にアルティマは土葬されていましたが、
話を聞くと、
大型犬なので急遽ショベルカーを手配し、
穴を掘って土葬したとのことでした。
暗い夜道を懐中電灯で照らしながらそこにいくと、
綺麗な花が飾られていて、
お線香もすでにたてられていました。
『最後にお散歩もできずごめんよ・・・』
そう言葉にしながら手を合わせ、
懇ろに拝んでいると、
在りし日のアルティマを思いだし、
涙がとめどもなく溢れてきました。
その後、
祖母や叔父と話をしている中でのこと。
末吉『いろいろ迷惑かけてごめんね。本当に世話になったね。』
叔父『迷惑はいいとしてな。寿命だから仕方ないことだよ。これが田舎に住む者の勤めだから。』
末吉『(・_・o)ン?』
叔父『田舎ってのはな、見送る側の者なんだ。戦時中でもそうだろ?もっとも、赤紙がきたら自分も田舎の誰かに見送られる側になるんだがな。でもよほどのことがない限り、先祖代々譲り受けていた土地を離れることはできない。だから、田舎にいるオレたちがアルティマの最期を看取ることは、悲しいことだが、至極当然と思ってるよ。最後を見ることができなかったのは残念だろうが、お前のせいで逝ったんじゃない。寿命だったんだ。そこまで涙を流してやると、きっとよかったと思ってることだろうよ。』
見送る側と見送られる側。
戦時中も戦前も、
もっともっと昔からそうだったんですよね。
流した涙のぶん、
勉強させてもらいました。
『アルティマ。ありがとう。ゆっくりやすみな。』
~本日の予定~
①特にありません。
~明日の予定~
①責任役員会 午前11時~
~明後日の予定~
①特にありません。