『祈 復興!東日本』
こんにちは、末吉です。。。
ここ数日、
非常に気温が上がり、
愛媛県大洲市では、
今年初めての真夏日、
つまり30度を越したそうですwww
(そりゃ、暑いはずだわwww)
年間通して、
多くの方にご参拝頂き、
種々の祈願をご奉仕しておりますが、
みなさん、ご存知でしょうか?
昭和20年7月26日、
松山大空襲で御社殿が焼失し、
昭和26年から御造営をはじめ、
昭和30年10月に現社殿の完成を見ました。
ご浄財、ご用材は、県内各地から集められ、
全てが県内産でまかなわれました。
この拝殿や御本殿を支えている柱もしかり。
何気なく見ている柱ですが、
多くの方々の手によってこの地に運ばれ、
大切な社殿の一部として、
今なお、ゆるぎない姿をしています。
数年前、とある参拝者の方が、
『あんたぁ、若いけぇしらんじゃろうけど、この柱はなぁ、ワシが若いとき、久万(高知県との県境に近い街)から木炭車で、ゴットン、ゴットン三坂峠を越えてもってきたんよ。そりゃ~、大変な作業じゃったわい』
そうお話し下さいました。
さらに、
『昔はなぁ、これくらいの柱が取れる木がようけことあったんじゃけど、今はないじゃろうなぁ~』
とも。
計ってみると、1尺2寸(約36センチ)ほどの柱です。
実際、
現在の一般住宅でも、
これほど大きな柱は使用しません。
通常の柱が3寸5分(10.5センチ)ほどだそうです。
それを考えると、
とんでもない大きな木を切り、
御用材としてご寄贈頂いたんだなぁ・・・
と、
改めて思いました。
英霊のためにと、
本当に多くの方々のご尽力があり、
本当に多くの御用材を頂戴し、
本当に多くの時間をかけ、
今の当社があるわけです。
そのようなことを知り、
思うたびに、
ご奉仕に手抜きは厳禁だと
改めて思う末吉でした。
何気ない神社建築物に見えるでしょうけど、
多くの方々のお気持ちが集っています。
みなさんも、ご参拝のおりには、
是非、感じ取ってくださいね。。。