『元気な日本をとりもどそう!』
こんにちは、
『人生楽笑』末吉です(⌒▽⌒)
境内も漸く紅葉が進み始めましたよ。
これは、
愛媛万葉苑内にある、
『熟多津の歌碑』の写真です。
赤々と紅葉したモミジが綺麗ですね。
これぞ、日本独特の文化ですよね。
さて、そんな中、
第844回献茶祭が斎行されました。
本年最後となるご奉仕は、
松山支部の皆様方です。
奉炭 宮川宗芳氏
なんというか・・・自然な動きとでも言うのでしょうか・・・
シュッシュッというような、
非常にシャープな動き・・・
いやいや・・・
文字通り流れるようなご奉仕でした。
奉茶 戸田宗悦氏
本年最後ということもあり、
末吉はじ~っくり拝見させていただいたのですが、
カクカクとしたものではなく、
丸みのあるような柔らかな感じで、
それでいて、
押えるところはしっかり押えている・・・
見ていて、
ホ~ッとするようなご奉仕でした。
ご本殿に移動し、
小川宮司の祝詞奏上、玉串拝礼の後、
奉仕者、そして全員で玉串拝礼を頂きました。
今年は本当にいろいろなことがありましたが、
それらを忘れるような、
本当に心のこもったご奉仕、
本当に有難う御座いました。
本日のお床です。
~今日の予定~
①第844回献茶祭 午前9時~
~明日の予定~
①愛媛県神社庁松山支部役員会
~明後日の予定~
①何もありません
皆様方へ
今日(4日)からNHKでドラマ「坂の上の雲」第3部の放映が始まります。日露戦争がテーマですが、愛媛松山の郷土部隊歩兵第22連隊も出撃しています。この戦争のありのままの従軍記を、同連隊の当時の少尉の櫻井忠温(さくらい ただよし)氏が明治39年に『肉弾』として刊行しました。
本書は国内で大ベストセラーになるとともに、また当時の米国のセオドア・ルーズベルト大統領が著者自らに賛辞の手紙を贈るなど反響があり、アメリカ、イギリス、ロシア、ドイツ、中国など15ヶ国で翻訳されるなど、世界的に高い評価を得ました。さらに加えて当時植民地であったエジプトで、軍の将校のアフマド・ファドリー氏により翻訳され、これがアラビア語圏で翻訳された最初の日本の本であったことは、今の日本では全く知られていません。
このことを指摘したのは、ドラマ「坂の上の雲」で海軍の軍事考証を担当している平間洋一氏で、日露戦争開戦からちょうど100年目の平成16年に平間氏が刊行した『日露戦争が変えた世界史―「サムライ」日本の一世紀』(芙蓉書房)です。
*毎回のドラマの最後に俳優やスタッフや協力者が流れるように紹介されていますが、そこに「海軍軍事考証」として平間洋一氏の名が出てきます。
本書はこの戦争が欧米のみならずアジアやアラブ世界まで影響を与え、更に列強の植民地の圧制に苦しんでいた有色人種諸国の独立運動の原点となり大きな影響を与えた事実を、国内や世界各国の文献や資料などから実証的に執筆しています。今の日本ではまったく知られていない世界の人々の日露戦争の日本への高い評価を紹介し、一読日本に生まれた感動と誇りが甦ってくる本です。
このドラマを見る上で、この二つの本は、その印象に更に深い感動を与え、新たな眼を開かせると思います。何より我が郷土部隊の歩兵第22連隊が、世界史的影響を与えた戦争の中核部隊として奮戦敢闘し、國ために散華し戦傷を負ったことなどを含めーそれが世界、特にエジプトなど中東諸国まで広く知れわたった本が連隊に従軍した櫻井少尉により書かれたことを是非広く知って頂き、日本そして愛媛に心から誇りを持ってもらいたいと心から切に願ってやみません。
『肉弾』昨年(平成22年)に図書刊行会から『現代文 肉弾』として復刊されました。『日露戦争が変えた世界史』と併せ是非熟読下さい。
*平間洋一氏は昭和8年神奈川県生まれで防衛大学(1期)卒後、海上自衛隊に入り同63年に海将補で退官後、筑波大学教授や防衛大教授などを歴任。戦争史や軍事史などの文献を数多く出版されています。
S様
連日のコメントありがとうございます。
『坂の上の雲』
末吉も地元のことですので、録画して何度も見てますよ。
物語としては非常に面白く見ることができます。
ただ・・・
これが事実でないということをしっかり認識した上でみないといけませんよね。
さて、
『櫻井忠温氏の肉弾』
末吉も読みましたよ。
日露戦役で英霊となられた方々のことを思うときこの本は必読です。
このような本こそ、
日本国民必須の本として読まなければならないと考えます。
ご紹介有難う御座いました。